訪問看護師に転職して暮らしはどう変わった?夜勤なしでも収入と自由時間が増えた実体験

訪問看護・働き方

病院から訪問看護へ転職して、一番大きく変わったものは何だったのか。

給料?

夜勤がなくなったこと?

休日?

もちろん、それもあります。

でも自分にとって一番大きかったのは、

「自分のために使える時間が増えたこと」

でした。

病院で働いていた頃は、仕事が終わっても委員会や勉強会があり、休日も疲れを取るだけで終わることがありました。

旅行へ行く時間も、お金も、気力もほとんどありません。

あれだけ働いてこの給料か、、、なんて思うこともしばしば。

でも今は訪問看護師として働きながら、休みの日には毎週のように外へ出ています。

登山。(目指せ各都道府県最高峰!)

キャンプ。(冬のキャンプで食べるお鍋が好き)

食べ歩き。(スマホの地図が食べログ化してます)

飲み歩き。(友達いっぱいできた)

旅行。(セブ島とかハワイとか色々行けるようになった)

半年に1回くらいなら、海外旅行にも行けるようになりました。

それでも、将来のための貯金や投資も続けられています。

もちろん、

「訪問看護へ転職すれば誰でもこうなる」

という話ではありません。

自分自身、訪問看護ステーション選びで失敗した経験がありますしね、、、(´・ω・)

どの事業所で働くかによって、収入も自由時間も、働きやすさも大きく変わります。

この記事では、病院勤務から訪問看護へ移ったことで、自分の暮らしがどう変わったのかを紹介します。

病院勤務時代は「仕事から回復するための休日」だった

病院で働いていた頃も、当然休日はありました。

でも、今振り返ると、

「遊ぶための休日」というより、「仕事から回復するための休日」

だったように思います。

命を削っていたな、という表現が合っている、そんな毎日でした。

夜勤明けは、ほとんど一日が終わっていた

2交代勤務では、一回の夜勤の拘束時間が長くなります。

夜勤が終わった日はもちろん、翌日まで身体に疲れが残ることもありました。

夜勤明けに買い物へ行くこともありましたが、あの独特のハイテンション。

疲れて判断力が落ちているのか、今考えると、

なんでこれ買ったんだろう?

というものまで買っていた気がします。

買ったのに使わないっていうね、もったいないです。

3交代勤務では、

日勤、深夜、準夜

と生活リズムが何度も変わり、一番ひどかったコンボは

日勤、深夜、深夜、準夜、準夜

です、あれは今でも覚えてる、本当につらかった。

今思えば

これ、命を削ってお金を稼いでない?

と感じるような働き方でした。

だって、夜中に起きて仕事に行くのをほぼ毎日続けてるとか、中々ハード。

もちろん夜勤が合う人もいます。

自分も、夜勤は苦手なほうではありませんでしたが、体力的に中々しんどくなるんだろうなぁとは感じていました。

休みの予定を立てること自体が難しかった

病院勤務ではシフトが出るまで、翌月の予定を立てにくいこともありました。

希望休を出しても、必ず通るとは限りません。

職場によっては、経験年数の長いスタッフなどの予定が優先され、自分の希望が通りにくいと感じることもありました。

連休も簡単には取れません。

その結果、

来月ここへ旅行しよう。

ではなく、

シフトが出て、休みだったら何かしよう。

という生活になっていました。

旅行へ行くことは、今よりずっと少なかったです。

時間にも、お金にも、気持ちにも余裕がありませんでした。

訪問看護へ転職して「自分の時間」が増えた

訪問看護へ転職して、一番変わったのはここです。

自分の時間を、自分のために使えるようになりました。

夜勤がない。

委員会や勉強会で、当然のように時間外まで残らなくてもいい。

仕事が終わったあとまで、周囲の目を気にして自分を押し殺さなくてもいい。

自分にとっては、これがものすごく大きな変化でした。

働く量をある程度自分で調整できる

これは、すべての訪問看護ステーションでできることではありません。

今働いている事業所の場合は、

定時で終わりたい人は定時で終わる。

もう少し働いて収入を増やしたい人は、時間外の訪問を担当する。

という働き方ができます。

自分は、いろいろな利用者さんへ訪問して経験を積みたいので、時間外の訪問もある程度担当しています。

事務作業で残業するというより、

訪問へ行って看護経験を積みながら、その分の給与も得る

という感覚です。

自分にとってはボーナスステージですよね。

好きな仕事ができて、お金がもらえるんですから(^^)

それでも、病院勤務時代と比べて余暇時間は圧倒的に増えました。

看護以外の余計な仕事が少ないため、看護そのものに集中できることも大きいです。

仕事をしながら、

今、自分のキャリアにつながる経験を積めているな。

と感じられるようになりました。

看護師は、研究職です。

やって、経験しないと、中々覚えません。

夜勤なしでも、病棟時代より収入は増えた

収入面も変わりました、ここ一番大きいです。

自分の場合、現在は夜勤をしていません。

オンコールは月3〜5回ほど。

時間外勤務は、訪問を中心に月25時間前後あります。

それでも、

病棟で月8回ほど夜勤をしていた頃より、現在の方が収入は断然多くなっています。

以前は公務員として働いていた時期もありました。

毎年昇給があり、夜勤を月8回ほど担当し、さらに残業もしていました。

それでも、現在の訪問看護の働き方の方が収入は上です。

もちろん、これは自分が働いている事業所と働き方の場合です。

訪問看護師なら誰でも同じ給与になるわけではありません。

基本給。

訪問件数。

オンコール手当。

緊急出動手当。

残業代。

インセンティブ。

これらは事業所によって大きく異なります。

だからこそ、求人票の「月給○万円」だけでなく、どう働けばその給与になるのかを見ることが大切だなーと思いました。

増えたお金を「暮らしを良くすること」に使えるようになった

収入が増えて嬉しかったのは、銀行口座の数字だけではありません。

自分がやりたいことへ、お金を使えるようになったことです。

例えば旅行。

食べ歩き。

登山用品。

キャンプ用品。

そして、生活を楽にするための家電。

最近ではロボット掃除機のような、

自分の時間を増やすためのもの

にもお金を使えるようになりました。

さらに、将来のためのNISAやiDeCo、株式投資などにも資金を回しています。

遊ぶ。

生活を楽にする。

将来へ備える。

この3つを同時にできるようになり、家計も少しずつ黒字になってきました。

以前は、

お金を使ったら減る。

という感覚が強かったのですが、今は、

何に使えば、自分の暮らしが良くなるのか。

を考えられるようになりました。

休日は、ほぼ毎週どこかへ出かけている

そして、今の暮らしで大きく変わったのが休日です。

自分は、ほぼ毎週どこかへ出かけています。

春や秋、冬にはキャンプへ行きます。

夏にキャンプは、ちょっとしんどい(*_*;

山へ登ることもあります。

気になる店があれば食べに行きます。

友人と飲みに行くこともあります。

まとまった休みが取れれば旅行。

半年に1回くらいなら、ハワイやセブ島のような海外旅行へ行くこともできます。

以前の自分からすると、

こんなに遊びに行けるんだ。

という感じです。

しかも、遊びすぎて生活が苦しくなっているわけでもありません。

旅行や趣味へお金を使いながら、貯金や投資も続けられています。

何より、

身体と気持ちが楽です。

病院で夜勤をしていた頃のような、

身体を削ってお金を稼いでいる。

という感覚がありません。

お局さんの顔色伺わなくてもいいですからね、、、(´・ω・)

これは自分にとって、お金以上に大きな変化でした。

「稼ぐ時期」と「遊ぶ時期」を自分で決めている

とはいえ、稼げるからといって、空いている時間を全部仕事で埋めているわけではありません。

それをしたら、結局また仕事中心の生活へ戻ってしまいます。

自分は、

お金を使う予定に合わせて働く量を少し変えています。

例えば、

飛行機のチケットを取る。

旅行へ行く。

キャンプのシーズンに入る。

少し大きな買い物をする。

そんな予定がある前は、時間外訪問を少し増やしたり、オンコールを多めに担当したりします。

特に、チケットやシーズンの時は高くなるので、安いうちに買って、それに備えて稼ぐ、みたいな形です。

そして、特に大きな予定がなければ、そこそこに働く。

今の事業所が、そうした働き方を認めてくれているからできることです。

自分にとって訪問看護の良さは、

「たくさん働けること」ではなく、「必要に応じて働く量を調整できること」

なのだと思います。

ただし、訪問看護ならどこでも自由になるわけではない

ここは絶対に伝えておきたいところです。

自分も、今のような働き方が最初からできたわけではありません。

むしろ、訪問看護ステーション選びでは何度も失敗しました。

特に注意したいと感じるのが、立ち上げたばかりの事業所です。

新しい事業所がすべて悪いという意味ではありません。

ただ、人も仕組みもまだ整っていないため、

  • 訪問
  • 営業
  • 書類
  • SNS
  • チラシ作成
  • 採用
  • 物品管理
  • 管理者の補助

など、本来想定していなかった仕事までスタッフへ回ってくることがあります。

自分自身も経験しました。

また、スタッフ数が少ない事業所では、誰かが休むと残りの人へ負担が集中します。

オンコールも同じです。

担当できる人数が少なければ、一人当たりの回数は増えます。

そして一番避けたいのが、

代表や管理者が動かず、スタッフへ仕事を丸投げする事業所。

上に立つ人が動かない組織では、そのしわ寄せは現場へ来ます。

仕事は増える。

責任も増える。

でも給料は増えない。

そんな状態では、「自由な働き方」とは程遠くなります。

自分が経験したからこそ、これから訪問看護へ転職する人には、同じ思いをしてほしくありません。

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今の自分が「働きやすい」と感じる5つの条件

いくつか事業所を経験した今、自分が暮らしやすさにつながっていると感じる条件があります。

1.直行直帰ができる

これは本当に楽です。

訪問先からわざわざ事業所へ戻る必要がなければ、その分、自分の時間が増えます。

毎日の数十分でも、積み重なると大きな差になります。

2.社用車が用意されている

自分は、仕事のために自家用車を使う事業所は選びたくありません。

車はガソリン代だけでなく、保険、タイヤ、オイル、車検、修理など維持費がかかります。

仕事で使うのであれば、社用車が用意されている職場の方が安心です。

3.給与水準と手当が分かりやすい

訪問看護は、事業所によって給与差があります。

特にオンコール手当がしっかり支給されると、

拘束される分、きちんと評価してもらえている。

と感じられます。

手当が大きいことは、自分にとってモチベーションにもなっています。

4.休みをきちんと調整できる

働くために休むのではなく、

暮らすために働く。

そのためには、休みを取れることが重要です。

有給休暇や希望休を取りにくい職場では、結局、病院勤務時代と同じように仕事中心になってしまいます。

5.看護以外の余計な仕事が少ない

これも大きいです。

営業やSNS、委員会、職場内の付き合いなどがすべて悪いわけではありません。

でも、自分は看護師として働いています。

看護に集中できる職場では、精神的な疲労がかなり減りました。

必要以上にプライベートへ踏み込んでくる付き合いもありません。

仕事は仕事。

プライベートはプライベート。

この距離感が、自分には合っています。

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訪問看護に転職して変わったのは「仕事」だけではなかった

病院を辞めたときは、

次はどんな看護できっかなー。

ということを中心に考えていました。

でも、今振り返ると変わったのは仕事だけではありません。

休日の過ごし方。

収入。

身体の疲れ方。

友人との時間。

旅行。

趣味。

将来への備え。

暮らしそのものが変わりました。

仕事が人生の中心にあり、その周りに自分の生活を詰め込んでいた頃から、

今は、

自分の生活があって、その中に仕事がある。

そんな感覚に変わっています。

看護師の仕事に疲れたなら、「看護師を辞める」以外の選択肢もある

病院で働いていると、

もう看護師自体を辞めたい。

と思うこともあるかもしれません。

自分も、働く環境によってはそう感じることがありました。

でも、環境が変わるだけで、同じ看護師でも働き方は大きく変わります。

病院が合わないからといって、看護師に向いていないとは限りません。

訪問看護が合う人もいます。

クリニックが合う人もいます。

施設が合う人もいます。

そして、同じ訪問看護でも事業所によってまったく違います。

自分だけで求人票を見ても分からないことはたくさんあります。

そんなときは、転職サイトなどを利用して、複数の職場について情報を集めてみるのも一つの方法です。

給与。

スタッフ数。

オンコール。

訪問件数。

直行直帰。

職場の雰囲気。

いろいろ比較して初めて、

自分は何を大切にしたいのか。

が見えてくることもあります。

転職するかどうかを決めていなくても、まずは相談して情報を集めるだけでもいいと思います。

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まとめ|仕事だけで終わらない暮らしを選んでいい

訪問看護へ転職して、自分の暮らしは大きく変わりました。

夜勤をしなくても、以前より収入は増えました。

休日は毎週のように出かけています。

キャンプへ行く。

山へ登る。

美味しいものを食べる。

旅行へ行く。

海外へ行く。

将来のために投資もする。

それでも、以前より身体は楽です。

ただし、

訪問看護だから自由になれたわけではありません。

自分に合う事業所を探し、

仕事をどこまで引き受けるのかを考え、

自分の時間を守るようになった。

その結果として、今の暮らしがあります。

もし今、

「看護師として働くことに疲れた」

「毎日仕事だけで終わっている」

「もっと自分のために時間を使いたい」

と思っているなら、一度、自分の働き方を見直してみてもいいと思います。

職場や環境が変われば、同じ看護師でも生活は驚くほど変わることがあります。

仕事だけが人生ではないなって思います。

自分は今、仕事をしながら旅へ行き、山へ登り、美味しいものを食べ、自分の将来にもお金を使える生活を楽しんでいます。

そんな働き方もあるんだと、このブログを通して知ってもらえたらうれしいです。

現役訪問看護師が、訪問看護への転職を考えている方へ向けて、仕事内容、給料、オンコール、職場選びなどの記事をまとめました。まず何から読めばよいか分からない方はこちらからどうぞ。

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