※この記事は、夏の平日に尾道を訪れた時の体験をもとにしています。施設の営業時間や料金などは変更される場合があるため、訪問前に最新情報をご確認ください。
今回の目的地は尾道。
……と言われても、行ったことのない自分には「尾道ってどこ?」くらいのところから始まりました。
旅行の予定は今回も友達にほぼお任せ。自分にとっては知らない場所ばかりで、どこへ連れて行かれるのか分からないまま車に乗っているのも、それはそれで楽しいものです。
途中のサービスエリアで休憩しながら車を走らせ、昼前に尾道へ到着しました。
映画の街らしい。でも自分は何も知らなかった
尾道は映画のロケ地としても知られていて、この日の予定には『転校生』や『時をかける少女』の名前も書かれていました。
ただ、自分はそのあたりの知識がほぼありません。
「時をかける少女? あ! おまんら!ってやつ?」
「それはスケバン刑事だね」
「じゃあ、折り鶴の……?」
「それもスケバン刑事だね(笑)」
……どうやら今まで、いろんなものを知らないまま生きてきたらしいですね。
ちょっと恥ずかしかったです。
最近はこうやって、知らなかった場所へ行くことが増れました。
訪問看護の仕事をするようになって、自分の時間を以前より持てるようになったのも大きいと思います。平日に休みを取って、行ったことのない場所へ行って、知らなかったものを見るっていう、今までできなかったことを少しずつ取り戻しているような気もします。
映画の知識は相変わらず怪しいままですが、、、(´・ω・)
ロープウェイで千光寺へ。上がっていく景色が気持ちいい
千光寺へ向かう時は、千光寺山ロープウェイを利用しました。
乗って少しずつ高度が上がっていくと、それまで歩いていた街がどんどん小さくなっていきます。家々の屋根、その向こうには海、さらに遠くには山並み。
動画も撮ったのですが、街からふわっと離れて別の場所へ向かっていくような感じがして、この時間がかなり好きでした。


瀬戸内海を見るのも、この時が初めて。
遠くまで島や山が重なっていて、普段見ている海とはまた印象が違います。山並みを眺めていると、「あっちの方に石鎚山とか剣山もあるんかな」と、以前登った山のことまで思い出しました。
知らない場所に来ているのに、知っている山を探してしまうあたり、だいぶ登山に染まってきた気がします。
千光寺で「ミニ石鎚山」を発見
千光寺では、お参りだけでなく境内をぶらぶら歩きました。
夏だったので当然暑いのですが、風鈴がたくさん吊られた東屋?のような場所があり、風が吹くたびに涼しげな音が鳴っていました。

「あぁ、昔の人はこうやって涼んでたんだなぁ」と、一人空想に耽ってます。
暑い日に日陰へ入って、風が抜けて、風鈴が鳴る。
こういうのはいいですね。
なぜだかスイカが食べたくなりました(^^)
そして歩いていると、岩場に鎖がついている場所を発見。
「なんか石鎚山みたいなんある!」
と鼻息荒く近づいてみたら、本当に石鎚山でした。
千光寺には、かつての修行場だった「くさり山(石鎚山)」があり、現在は一般の参拝者も鎖を使って登れるようになっています。
以前、本物の石鎚山の鎖場を経験した後だったので、ちょっと懐かしくなりました。
今回はすいすい。
ふふ(^^)
滑りませんし、子羊にならずにすみましたよ(^^)
「おお、石鎚山や」と楽しみながら登れた、いい経験です。

本物の石鎚山では、試しの鎖から三ノ鎖まで実際に登っています。

帰りはロープウェイを使わず、尾道の坂道へ
上りはロープウェイでしたが、帰りは歩いて下りました。
往復のチケット買いましたが、せっかくだし降りてみようとなりまして。
尾道というと坂が多くて大変なのかなと思っていましたが、下りだったこともあって、自分はそれほど苦には感じませんでした。それよりも、細い路地や古い建物の間から海が見える景色の方が気になります。
大きな観光施設がドンとあるというより、坂道や路地、その途中から見える海まで含めて尾道なんだなという感じ。
猫にも会えると聞いていました。
にゃんこですよにゃんこ。
それなら、とチュールまで持参。準備は万端です。
だがしかし、その日は真夏日。
酷暑に近い感じです。
猫も暑い。
そりゃ出てこんですよね。
結局会えたのは2匹くらいでした。
チュールを持って尾道まで来た身としては、少々不完全燃焼です。

次に来るなら、もっと涼しい季節がいいですね。
人間のためでもありますが、猫とぜひ戯れたいものです。
他にもにゃんこ、色々ありました(^^)



お昼は「手毬」で初めての尾道焼き
坂道を歩いた後は、お好み焼きの「手毬」へ。
店内は昔ながらのお好み焼き屋さんという雰囲気で、観光客向けに作られた感じというより、地元の常連さんが普通に食べに来ているお店でした。
タイミングが良かったのか、この日は待たずに入店。
ここで初めて尾道焼きを食べました。


焼きそばが入ったお好み焼きで、これがうまい。
いつも別々に食べてましたが、こういうのもあるんだ!と驚きました(笑)
実は家でもやってみようかなと思い、帰ってから作ってみましたが、なんだか味気ないです。
旅行先で食べるご飯って、なんであんなにおいしいんでしょうね?
旅館とかで出てくる佃煮とか味噌とか、売店で売ってるじゃないですか。
「おいしい!」なんて思って買ってみても、実際家で食べたらそんな感動はないっていう、あれに似てます。
広島のお好み焼きも食べたことがなかったので、「広島のお好み焼きとどう違う?」と聞かれても、その時の自分には比較対象がありませんでした。
まぁ、それでいいのかもしれません。
尾道焼きを食べたことで、今度は広島のお好み焼きも食べてみたくなりました。
知らないものを一つ食べると、また別のものを食べたくなる。旅行に行くようになってから、そういうことが増えた気がします。
量については、大の大人2人なら1人1枚で腹いっぱい、という感じではありませんでした。自分たちはもう少し食べられそうでしたが、その後も寄り道する予定だったのでちょうどよかったです。
そりゃ、でかい男二人がお好み焼き一枚ずつでは終わりませんよね。
また尾道へ来たら食べたい店です。
夏の午後はアイスとソーダで休憩
尾道を出てからも、途中でアイスクリーム屋さんやカフェへ寄りました。
デザートですデザート。
写真を見返すと、ソーダの上にアイスが乗った、いかにも夏らしいやつ。

こういうの、暑い日に飲むと格別なんですが、暑さでぼだぼだ溶けるので、二人して一生懸命食べました(笑)
尾道は景色も良かったし千光寺も面白かったけれど、真夏の街歩きはさすがに暑い。冷たいものを飲みながら休憩する時間まで含めて、夏の旅行だったなと思います。
初めての尾道、旅っていいもんだ
千光寺も、ロープウェイも、尾道焼きも良かった。
でも振り返ってみると、一番印象に残っているのは「尾道の街そのもの」かもしれません。
坂があって、細い路地があって、古い建物があって、その隙間から海が見える。
どれか一つを目当てに行ったわけではなかったからこそ、歩いている途中で「あ、ここいいな」と思える景色がいくつもありました。
自分にとっては、尾道も瀬戸内海も初めて。
映画の話をされても何一つ分からないくらい予備知識のない状態で来ましたが、それでも十分楽しめました。
むしろ、知らなかったからこそ面白かったのかもしれません。
次に行くなら、涼しい時期に猫を探したい
また尾道へ行きたいかと聞かれたら、行きたいです。
ただし、次はもう少し涼しい季節に。
今回のような夏の尾道も楽しかったけれど、坂道や路地をのんびり歩くなら、春や秋くらいの方が自分には合いそうです。
そして次こそ猫。
にゃんこですよにゃんこ。
せっかくチュールまで用意したのに2匹では終われない。
千光寺や有名な観光地だけでなく、今度は時間を気にせず路地へ入ったり、カフェへ寄ったり、猫を探したり。
そんな歩き方をしてみたいと思います。
まとめ|「尾道ってどこ?」から始まって、また行きたい街になった
行く前は、尾道がどこにあるのかすらよく分かっていませんでした。
それが実際に行ってみると、ロープウェイから見下ろした街と海、千光寺の風鈴、思いがけず出会った石鎚山の鎖場、坂道や路地、初めて食べた尾道焼きまで、ちゃんと記憶に残っています。
仕事を変えて、自分の時間を持てるようになってから、こういう「今まで知らなかったもの」に触れる機会が増えました。
知らなかった場所へ行くと、自分が今まで経験してこなかったことの多さにも気づきます。
でも、今から一つずつ知っていけばいい。
尾道も、その一つになりました。
次は涼しい季節に。
今度こそ、チュールをちゃんと消費して帰りたいと思います。


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